こんにちは、FUKULOGのnagasawaです。 ここで軽くFUKULOGのシステム構成について書いてみたいと思います。
OS
CentOS(Amazon EC2)を使用しています。
Webサーバ
Apache2.2です。EC2のElastic Load Balancingを利用してロードバランシングをしています。
アプリケーション
フレームワークなどは特に使用せず、PHPで独自に実装しています。テンプレートエンジンにSmartyを使用しているぐらいです。
DB
MySQL 5.0 で、全文検索Sennaが組み込まれたTritonnを使用して、コーディネート/アイテムなどに付随する情報の全文検索を行っています。
また一部では、全文検索エンジンライブラリLuceneがベースになっているSolrを使った全文検索も行なっています。 Tritonn使ってるのになんで?という感じですが、Tritonnだけでは思うようなパフォーマンスが出なかった、という経緯があります。 ただし最近になって、Tritonn本体とは別の原因がありそう…という話も出ていて一度ちゃんと調査してみる予定です。
開発言語
PHPです。 ちなみにFUKULOGではブログパーツの提供もしているのですが、こちらはJava(Google App Engine)で実装されていたりします。
と大まかに書いてみましたが、せっかくなので以下に主に国内IT系各社の主要開発言語を調べて(採用情報や開発者ブログ等から)列挙してみました。
※会社単位で一概に開発言語”これ”とも言えないと思うので参考程度に
Ruby
- Cookpad
- Increments(Qiita)
- VASILY(iQON)
- Twitter(Scala、Javaへ移行?)
PHP
- Yahoo! Japan(米Yahoo!も?)
- 楽天
- GREE
- KLab
- ドワンゴ
- pixiv
- nanapi
Perl
- はてな
- NHN(旧ライブドア)
- mixi
- DeNA
- KAYAC
- FreakOut
思いつくまま挙げてみたんですけど、意外にPerl率高めというところでしょうか。 最近のスタートアップに限定してみると、また違う結果になりそうです。
世界的にみると、Pythonが食い込んできたり、Rubyがもう少し多かったりしそうですね。 上場で話題のFacebookでは既存のPHPを独自に高速化(C++に変換)して使ってる、という話も聞いたことがあります。
開発言語は、普通作る”もの”によって最初に決めると思いますが、これから新たに作り始めるとしたら、Ruby on Railsの登場で開発コストが下がったという面で、Rubyが選ばれることが多いんでしょうか。
この際FUKULOGもRubyで…!?(笑)。